平成17年度「環境を守る」カリキユラム   


H17.8.3 更新

ね ら い

  実 施 内 容

    実 践 例( 具 体 案 )

4月

紙を大切にしよう

・紙の無駄遣いをしない。

・捨てずにまとめてリサイクルに出そう。

・再生紙を使おう。

・1件の家庭から出る1年分の古紙(新聞・雑誌)をリサイクルするだけで、樹齢20年の杉(直径約14cm・高さ約8m3本分の紙がつくられる。

・広告やノートの余りをメモ用紙や折り紙として活用する。

5月

紫外線について考えよう

・UV帽子をかぶろう。
・地球温暖化の話を聞く。

・紫外線のメリット→皮膚や全身の抵抗力を増し、血液の循環をよくし、骨の発達をよくする。また、アトピー性皮膚炎の治療に用いられる。
 デメリット→長時間、紫外線を浴びると免疫力が低下する。また、皮膚が傷つき、ガンになる可能性もある。

・近くに出かける時は徒歩や自転車で行こう。また、公共機関の交通を利用しよう。

6月

水を大切に使おう

・歯磨き、手洗いの時は水を無駄遣いしない。

・水道の蛇口は口をきちんと閉める。

・石鹸をつけすぎて、水を汚さない。

・食器などの油汚れを新聞紙やボロ布で拭き取ってから洗おう。

・使っている水の量を知る。歯磨きで出しっぱなし牛乳パック20本分(20リットル)

 水がお湯になるまで  牛乳パック 12本分(100リットル)

 5分間シャワ−    牛乳パック 100本分(100リットル)

 トイレ1回分     牛乳パック 20〜27本分(20〜27リットル)

                       できる範囲で節約する様に話す

・水を出したまま3回うがいをすると、1リットルの牛乳パックに2.5本分の水が溜まる。また、歯みがきになると14本分になる。

7月

エネルギーについて考えよう

◎電気を大切にする。

   (エアコン・暖房機のフィルター掃除)

・暖房は衣服の着脱で調節しよう。

・電灯の点滅(つけっぱなし)をしない。

・冷蔵庫のドアは何度も開閉しない。

・必要のない時はコンセントを抜こう。

・家庭で簡単にできること(節電)

・テレビやラジオをつけっぱなしにしない。

・リモコン式のテレビ、ビデオなどは主電源から切る。

・エアコンは控えめにする。

・冷蔵庫の使い方を考える。

・電気温水器、電気乾燥機、電磁調理器など消費電力の大きなものはできるだけ使わない。

・『コロリン@』のビデオ クーラーのつけすぎ「南極の氷がとけちゃうのコロリ」(517)

・『コロリンA』のビデオ 石油にかわるエネルギーについて(227〜254)       「おなかペコペコハツデンキーのコロリ」

8月

身近にある紙から再生紙をつくろう 

・広告紙などから紙(はがき)を作ろう。

・広告を折り紙にしたり、裏を使って絵を描いたりして日頃から知らせる。

B5サイズの広告がはがき1枚分になる。

・『コロリン@』のビデオ  紙について(153〜122)               「切っても切ってもムダがキラーのコロリ」

9月

必要以上に包装紙やビニ−ル袋を貰わないようにしよう

・ビニ−ル袋は使わないようにしよう。

・買い物に行く前には忘れない様にする。

・ダイオキシンの話を聞く。

・お菓子の空き袋などを捨ててしまわないで、ゴミ袋として活用することを子どもの目の前で実施する。

・できるだけレジ袋の使用量を減らし、マイバックへ変更する。

10月

世界について考えよう

・「世界のお菓子パ−ティ−」を通していろいろな国のことを知ろう。

・国旗だけでなく民族衣装など詳しく資料を見せる。

・いろいろな国の「こんにちは」を覚え実際に言ってみよう。

11月

森の木について考えよう

緑を大切にしよう。

・木を折ったりしない(命を無くす切り方はしない)

・木から紙を作るので大切にしよう。

・木は汚い空気(二酸化炭素)をすって、きれいな空気(酸素)を出す役割があることを知らせ森を大切にし、緑を増やそうと話していく。

・できるだけ自分のはしを持参し、割りばしを使わないようにしよう。

 『コロリンA』のビデオ 「森はみんなの宝物のコロリ」(3012〜5743)

12月

おもちゃについて考えよう

・古いものでも大切に使おう。

・壊れたら直して使おう。

・長く使えるものを見つけよう。

・お父さんやお母さんの使っていた玩具があるかな?大切に使えば長く使えるが捨てれば地球のゴミ

・子どもの目の前で実際に壊れた玩具を直し、再利用できることを知らせる。

1月

リサイクル・再利用について考えよう

・リサイクル・再利用の話を聞く。

・子供の目の前で分別してみよう。

・『コロリン@』のビデオ 燃えないゴミについて(発泡トレイについて)           「おばあちゃんの知恵で解決のコロリ」(351)空き缶 「コロリン・オアシス風からやってくるのコロリ」(1448)

 アルミ缶とスチール缶を分ける(2324)

 ビンについて「うらみのハゲチャビンタ!のコロリ」(128〜155)

ヨーロッパでは、ゴミを減らすために、ゴミになるものをつくらない、買わないという「4Rという考え方が基本になっている。

Refuse・・・やめる、断る
Reduce・・・減らす
Reuse・・・再利用する            
Recycle・・・リサイクル    

・新聞は、新聞・雑誌・お菓子袋になる。

・雑誌は、絵本の表紙になる。

・ダンボールにダンボールになる。

2月

物を大切にしよう

・服や帽子やかばんが破れたらすぐに買って貰わず、つくろってもらおう。

・物の整理整頓をしよう。

・保育室の絵本、園内の玩具などできる範囲で子どもに修理させる。

・機会をみつけてロッカ−の中のゴミをだしたり、クレヨン・粘土等の用品を整理する。

3月

ゴミを減らそう

・自分の出したゴミは持って帰ろう。

食べ物を大切にしよう。

・食べられる分だけを貰って残さない(こぼさない)ようにしよう。

・リサイクル・再利用をしよう。

・世界では十分に食事をできない人が約8億人いる。

・日本で1年間に700万トンも食べ物が捨てられている。

・日本が外国から60%食べ物を輸入している。

           ↓

  国連によると、今世界でおよそ2万4千人々が飢餓で亡くなっている。さらに世界中で約8億人の人々が飢餓と栄養失調で苦しんでいる。

・包装は簡単なものにする。
・生ゴミは肥料にし、自然にかえす。
・『コロリン@』のビデオ 粗大ゴミ(TV、自転車、玩具)(5811〜123)
・お菓子の箱やペットボトルなど普段すぐ捨ててしまうものを使って玩具を作る。        

月末に反省と次月の確認をする。              

・毎週火曜日、テ−マに合った内容に接する機会を持つ。
   実践内容の充実をはかる。(分析し質の向上を) 


 <その他の実践内容>

子ども自身の考える力を養う     
・「子どもたちが地球を救う50の方法」の中から身近な話題
(玩具、缶、水、動物愛護)をペ−プサ−トにする。

・リサイクルに関してのすごろくや○×クイズを作成する。  

 ・月のテ−マに合った絵本等を利用する。

   ・リサイクルの空き缶つぶしに参加をする。

                                                                        へきなん保育園